詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕は恋風邪を牽いたらしい
君を見てからなんだ
やぶ医者でもわかるはずだよ
こいわずらいなんだ
こいわずらいなんだ
治すための薬はあなただけ
振り向いてよ
いつかこの気持ちがあきらめついて風化してしまうなんてイヤだよ
恋風邪 苦しいのに
恋風邪 切ないのに
やるせないのにな
抱きしめたい
愛したいんだ
それは君への愛と同じ原理らしい
やぶ医者は語る
やぶ医者は語る
やぶ医者こそは失恋しまくり心にはその傷跡が今も残るという
僕の大先輩だ
僕の大先輩だ
僕など足元にもおよばないんだ
おみそれいたしました
やぶ医者
あらため
恋のお師匠様
僕は今
青春期流行病
病名 「恋風邪」さ。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -