詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
この人生という一冊の百話ほどある本を読み始めた時から今に至るまで
僕は時々どうでもいいさと投げだした
それでも
今でも
大切に胸に抱きしめている
今も読んでる
時に泣きながら
時に笑いながら
明日も今日と
同じように
繰り返すだろう
先が読める人生でも
光はあるぜ
タイトルは
「我が人生」
サブタイトルは
「ワガジン」
ふざけてる場合じゃないね
明日も本気で読みましょう
あちこち気に入らない運命に修正加えながら
僕の人生だ
鮮やかに 鮮やかに するんだ
我が人生に一片も悔いはない
そんな人生なら楽しくないな
精いっぱい悔やんで精いっぱい泣きますよ
悲しみは消えないから
後悔はなくなりゃしないから
意図的じゃなくて
それが人生というものですから
我が人生に傷がつこうともいいじゃないか
それは生きた証
シミや汚れやしわなど価値あるもの
つけられないよ
生きた人じゃなければ
だから精いっぱい生きた証 抵抗の痕跡
残しまくろう
僕ら
そのために
存在をゆるされた
解釈は自由自在
翼を持つ鳥です
僕はそして再び
新しい朝
1日の始まりに
本を開き
あるページでしばらく時を費やしちょっとだけ休む
意外と長いな
この人生
好都合か不都合か
悲しいような
嬉しいような
得したような
損したような
不思議な不思議な
時間を生きている
我々は地球人だ
我々は人間だ
頭が高い
ひかえおろう
運命よ
宿命よ
今 僕は涙にぬれる
道しるべはちょっと生意気なヤツだけどないよりはマシだなとそれを明かりに突き進む ダンジョン
春夏秋冬
繰り返す
暑さにまいり
寒さにもまいり
上着を羽織り
上着を脱ぎ捨てる
割と忙しいんです
この人生は。
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