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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[4174] 白と黒の日々
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


人を憎んだり
人を嫌いになるなら
いっそのこと
人間社会から居なくなりたいな
跡形もなく
チリひとつも残さず

僕の日々はいつも
白と黒の日々
悪魔にもなるし
天使にもなるから
自分がこわいよ
自分がわからないよ

だけど一番
自分が大切で
だけど誰かも
愛さなくちゃ
わかってる

愛したい
愛されたい
間をとって
どちらも愛したい
できたなら
できたなら
できたなら

白と黒の日々
そんな世界
抜け出して
青空
太陽
陽の下に行きたい

そんな願い
今日もポケットに
押し込んで
日陰の下を歩く
とっても
意気地なし
弱気な日々だ

できることなら
問題は触れたくない
だから…なんて

またもや身勝手な事 言う僕です

静かに腰を下ろせばそこは孤独な世界
気づかず踏みつぶしてしまったチャンスの花 なくした何かにも気づかずお尻の下 チャンスは死んだ

愚か者よ
黒をせめて灰色に…
僕にまで叱られて
呆れられて。

2009/05/24 (Sun)

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