詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
この雪は降り止まない
冷たくはなくあたたかい
幸せの時間っていう雪さ いつまでも僕らに降り注ぐ
君の優しさひとつで僕はもうなんでも言うこと聞いちゃう
単純な男の性がいつでも浮き彫り
小指の爪ほどの悲しみで泣きわめく日々
悲しみにはいつになっても抗体ができない 免疫力も何もないや
この涙が叫んでるでしょう
もうギブだって
それでも進むことを選んだのは確実にさ
君がいるから
君がいるから
君がいるからだよ
なみだみたいな雪がぱらりこぼれて
君の心の空から悲しみが降り出しても
今度はお返しで僕が君をはげまそう
誓うぜ
だからこの雪は降り止まない
悲しみも降り止まない
喜びが降り止まないように
だけど大丈夫
ふたりなら
今のぶんなら
どこまでも
もしかしたら天国のずっと先でもふたりはふたりだからさ
飛ばすぜ
つかまってて
振り落とされないように百万馬力の愛情で君をどこへでも乗せてくから
素敵な夢を見に行こう
未来は 人生は 楽しむためだけにある
叫ぼう
降り注ぐ幸せに体中 心 白く白く染めて僕は幸せ
君はどうかな
今 確かめている
このぬくもりが本当かどうか。
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