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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[4268] シーソー
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


シーソー キミが乗ってくれたら
僕の沈みがちな気持ちも少しは楽になる
シーソー キミが来てくれたなら
僕のつまらない日々も楽しくなる

だから
一緒に乗らないかい?
人生のシーソー
恋人どうしのシーソー

シーソー キミじゃなくちゃ
シーソー だめなんだ だめなんだ

だからシーソー
乗らないかい?

夕暮れ 茜色
カラスの鳴き声
日がかたむいて斜めにのびる影

シーソー キミだけキミだけを愛したいんだ
シーソー 乗りに来ておくれ
シーソー キミだけをここで待つ
隣 いつまでも キミだけの席 空けておくから

シーソー 空けておくからね
瞳を閉じてふわりキミの重さでシーソー浮き上がるまでキミのほかのだれども僕は愛し合わない

誓ったんだ
誓ったんだ

シーソー 待ってる。

2009/06/15 (Mon)

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