詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
小さな花が揺れている ゆらゆら風に髪をなびかせ
僕のすぐ隣で 僕は肩を貸している
寝息をたてながらどんな夢をみてるのかな
とてもかわいくてとても美しい素晴らしい人
心もからだもきれいな人
咲いている
見事なまでに
ほら 君が
揺れている
ゆっくりと
時が進むように
急ぐこともなく
ただただ
咲いている
僕のすぐ隣で
ぶっ飛んだ幸せよりありふれた幸せを望んだ君が僕を選んだ理由はわからないけれどこんなにも愛してくれる君が愛おしい
誰よりなにより守りたいと心から思いました
世界一愛してる
つぶやきたいよ
恥ずかしがらず
いつか
揺れる日だまり
照りつける太陽
黄色いひまわり
夏の日の景色にふっと君がいるだけでなんだかとても満たされた気分
ああとてもおだやかな気持ちになるよ
僕は幸せ
君はどうだい?
聞くまでもないわなんていってくれたら僕は泣いちゃうかもね
君といられる今に感謝できたらめぐりあった遠いあの日もいつか来る終わりの日にも感謝できるよ
君と僕がいるこの景色 写真にして部屋中に貼りまくろう
夏の暑ささえ忘れるほどのどんな名画より素晴らしいアングルさ
両手でカメラをつくりそのカメラの中に笑顔の君が映るような未来
誓ってくれますか?
誓うのかしら?
笑いあいながら二人は夏の夕暮れにとけ込んで冷たい麦茶を飲む
少しだけ暑さ引く夏の夕暮れに見つけた
まるで昔から知っていたような幸せが僕に振り向いてまるで古さを感じさせない
また新しい横顔を見せたんだ
生まれ変わったようなあざやかなまでの存在感で僕までもを幸せにする
君が幸せなら僕も幸せだよ
二人 何度でも何度でも笑いあった
なんてことのない夏の日に花が色づいたように気づいた
そんな僕らの夏げしき
今いつまでも夏でも全然よさそうな心地。
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