ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > つばさ

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[4368] つばさ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


日常の退屈さにしばらくご厄介になりますか もとはといえば無気力な僕の責任
青空なんか見ただけで笑えるほどこの悲しみは軽くない
いつもの夕方に
いつものため息が
いつもの部屋で
聞こえるシチュエーション

願ったり叶ったりで始まるほど良く絶望的な未来

僕をはこぶつばさ
今 ひらいて
視界遮るじゃまな雲を越えるよ

君と
そのままの
つばさで。

2009/07/18 (Sat)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -