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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[453] 虹の彼方へ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

青い青い空を眺めていたよ
少し少し笑ったような表情で
君の小さな手の上に重ね合わせるようにやさしく僕は手をのせた

愛すること
人を好きになること
それはとても素晴らしいこと
でもたまに悲しい
切なくて儚くて
もどかしいんだ
それでも人は愛することを止めない
それは きっと
愛することが素晴らしいとちゃんとわかっているから

君の思いも
僕の思いも
雨上がりの空に架かる虹の彼方へ
幸せも喜びも
悲しみも切なさも
心を造るための大事な材料
だから きっと
僕らはこれからだって
愛することは止めないと思う
なぜならば
人を愛すことで愛されることの喜びも傷みも
人を守る大変さも
誰かを抱くぬくもりも
わかることができるから...。

2007/02/02 (Fri)

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