詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
一歩一歩と大人へと近づいていく
そのたびに覚える期待と不安
心を揺さぶる悲しい出来事
迫りくる限りある時の流れ
今日という日も時間をかけて去りゆく運命
悲しいけれど
むなしいけれど
それが時の流れ
一歩また一歩と
未来へぼくは歩いていく
恐れと不安と少しの期待を抱きながら
そして
僕は未来の一歩を踏み出す
そして
僕は大人になっていく
生きていくことの意味もあやふやなまま
僕は答えのない日々を歩いていく
終わりへと向かうレールをゆっくりと
それでも確実に進んでゆく。
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