詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
悲しみはいつかなくなりますか?
悲しまないでいられる日はいつか訪れますか?
もし来るとするならそれはいつですか?
なぜ答えてくれないのか
ただ悲しみは募っていくばかりで
心を閉ざす犠牲はありますか?
黄昏へ飛ぶ雛鳥の行方を聞いているのです
瞼、閉じて
雨に降られて
独りぼっちの空の下
風は吹きすさび
森は唸り
胸はざわめく
心はいったいなにを求めている?
探しているものはみつかるのか
心はなぜ君を求める?
終わったはずの恋なのに
不思議と空は晴れ渡り
そこに虹が架かっても
胸にはまだいつかのさよならが心かすかに残っています。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -