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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[54] 貝殻の恋
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

時の流れは波のよう
寄せては返し
満ちては引いて
僕という貝殻をいつでも岸へ押し流す

そう
君はあの地平線の彼方
沈んでく太陽
燃えるような太陽
近いようで遠い人
私は小さな小さな貝殻
波にまかせて漂う白い貝殻

そんな貴女に恋してしまった
愚かな私は馬鹿な貝殻
そうさ
あおやぎさ

時の流れは波のよう
寄せては返し
満ちては引いて
僕という貝殻をいつでも岸へ押し戻す。

2006/12/14 (Thu)

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