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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[55] 負け犬の遠吠え
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

いつかいつかと先延ばしにしてしまった
君へ伝えたい思い
もどかしいんだ
伝えたいのに伝えることが怖いんだ

君が日毎に僕から離れてく気がして
少しだけ心が痛んだ
迷いばかりが僕の隣に座って
ため息ばかりが胸から溢れて

負け犬の遠吠えのように
僕は誰かのせいにしていらだちを紛らわす
最低な野郎だ
きっと君はこんな僕じゃダメだと想ったから
あのとき振ったんだろう
今なら痛いくらいわかるよ。

2006/12/14 (Thu)

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