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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[555] 夢から覚めたら
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


とてもとても長い夢を見ていたんだよ
ちょうどさっきまで見ていたんだよ
何もかもすべて忘れそうなんだ
君のことまでももしかしたら忘れていたかもしれない

夢から現実に引き戻されるまでに
僕ははたして夢から現実に帰りたいと思ったかも怪しいんだ
君を一人現実に残したまま
僕は眠りに落ちたそのまま起きなかったかもね
そう言いながら笑う僕と半泣きのきみ

夢から覚めたら
一番最初に顔を合わすのがきみでなによりなのさ
うざったい現実も少しは楽しめるかな
そう言いかけてやっぱり胸にしまった。

2007/02/23 (Fri)

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