孤独な夜に言葉を濁してはため息 空っぽのグラスに愛のぬくもりを注いでくれよ 今夜は飲みつぶれたいんだ 勝手な理屈を付けて眺めた夜空はまるで自然界のプラネタリウム 愛という言葉を軽々しく放ち その上傷つけた僕は最低の愚か者さ 君がどれだけ僕を嫌おうとも 君を好きだったという思いはいつも此処にあるんだ それだけはどうか忘れてしまわないでほしい。
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