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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[619] しけった火薬
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


燃え盛ることなく
社会の冷たい風に煽られて消えちまった
オレの情熱の炎
旅立つ男の背中は少し汗くさくて
なんだか不安げな影を帯びていた
目いっぱい丸まらせて世の中に媚びを売る
なんて情けない奴なんだ
社会という集団の中で繋いだ関係はすぐにきっと断ち切られるさ
いつかきっと嫌気が差す羽目になる

一度消えちまった
炎はもう点かない
はじめから点くわけもない
経験も実績もないうちから難しいことはできない
盾も剣も銃もないんじゃ戦いなんてできやしない

湿気った火薬なんて放り投げて
メゲずにさぁもう一度戦いを起こそう
僕の中にはまだ開花していない力が備わってる
そんな気がするから
もう一度戦ってみようぜ。

2007/03/08 (Thu)

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