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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[637] 追憶の彼方に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


振り返れば見えるだろう
僕らが辿ってきた足跡が
僕らは確かに死へと向かって歩いてる
時間などあっという間に人を老いさせる

淋しい思いまでして
僕はどうしてそこまで君に一途になるのか
わからないけど
わからないけど
僕はどうしても君への思い捨てられないんだ
夢へと歩む行く先の妨げになるとしても
それでもこの思いだけは捨てられないんだ

でも叶わないと知った今なら
ためらわずに忘れられるかな
あの日の片思い
悲しい一人歩き
それらすべて
追憶の彼方に。

2007/03/10 (Sat)

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