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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[90] おもいでクレパス
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


思い出は時を重ねて色褪せてしまうけど

過ごしたことの記憶はいつまでも
僕らの頭の中に美しく輝いて残ってます

悲しいものですね
嫌なことや自分にとって都合のいいことはすぐ忘れちゃうのに
悲しいことはどうしたって忘れようとしても忘れられないんです

忘れようとすればするほど
悲しい色は濃さを増してくるんだ
だから
この際悲しみも受け入れましょう
君を好きになったように
悲しみも好きになれるよう
努力をしましょう
無理だといわずに
慣れるまで
感じてみましょう

おもいでクレパス
きっと
悲しみの青も
喜びの赤も
僕には欠かせない
大事な色
なくしちゃイケない
君と同じく
大事なんだ。

2006/12/16 (Sat)

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