ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 無題H

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[949] 無題H
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


あなたを想う僕の気持ちが

どうか、

あなたも僕と同じ気持ちでありますように

そして、

いつの日か二人の距離が縮まって
隣合わせになりますように

僕は心の中で
僕にしかきこえないほどの声で
何度も何度も繰り返し想いました

遠くにいる
あなたも同じように
"二人になること"を
望んでくれているから
どうか二人の想いが消えないように消えないようにと
僕はいつも
遠くにいる君も
決まった時間に
祈ります

どうか
いつの日か
僕らを、
私達を、
"二人にしてください"
僕はそっと
空に祈ります
運命という枠を越えて
偶然という導きにかけて
国境を越えて
巡り会えることを願います。

2007/04/17 (Tue)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -