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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[972] 青春歪曲 (後半)
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


恐れながらも
おののきながらも
立ちすくみながらも
僕ら道を切り開こうとしてる
あの日しでかした
過ちも失敗も
プラスにしていく
二度とこない
今という時を
走ったり歩いたり
サボってみたり
誰かを死ぬほど
好きになったり
そうやって繰り返す毎日が
いつの日か皮と骨ばかりになった僕をあたためてくれる
躓いたときヒントをくれたりする
だから僕は
生きてやろうと
今を謳った
そして僕は今も
此処にいる
此処にいて
夢を追って
今も走り続けてる途中なんだ
歪んだメロディ
だんだん聴こえなくなる
やさしい君の声
春風のような心地いいメロディ
規則正しいリズム
僕を包む
僕を突き動かす
不思議な気持ち
それはきっと愛さ
目に見えないけれど
僕は感じてる
心に感じてる
いつも いつも
すぐ側で
君を感じてる
僕は感じてる
あの頃にはなかった
あたたかい愛の存在を

感じてる 感じてる…。

2007/04/21 (Sat)

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