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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[993] sunny・sunshine
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


晴れ渡った空から
急に夕立が降って
雷が僕の住む世界にとどろいて
なんだか少し不安になったよ
心の奥がしゅんとするような気持ち

テレビのスイッチを消したなら
飲みかけのコーヒーを飲み干して
洗濯物をもう一度干そう
もう夕立は去ったみたいだから

嘘みたいに晴れた青い空
太陽がまた何食わぬ顔で照らして
僕の濡れた青い心を乾かすだろう
洗濯物が乾くより早く
夕立が去るよりも早く早く
僕の心の中の不安さえ取り去るんだろう

明日も明後日も
見上げればsunshine
まぶしいsunshine
過去も遠い未来も
同じ様にsunshine
当たり前に僕らを照らしながら
終わりも始まりも
何食わぬ顔で
ただ僕らを照らすんだろう
ただ空に浮かんで
遠い宇宙の彼方から
僕らを見下ろしてる
強い雨の日も
風の吹く日も
僕らを照らしている。

2007/04/26 (Thu)

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