詩人:木菟 | [投票][編集] |
破る者はいない静寂の中でいつのまにか僕ら生きていた
だから耐えきれなく歌いだした奏で始めた
枯れ葉を集めて花束にした
透明を偉そうに自慢気に語りだした
張り付けはじめた
川を作り幸せを罪や罰を流し入れた
なんて頼りない証
なんて頼るべき証なんだろう
自分の柔らかな毛を君は知ってるのかな
ありもしないんだよ
ヒトが夢見たソレなどは
有りはしないんだよ
必要とはしてなかったんだよ
誰もが
きっとごく最近の事
だけどおかしな事になっている
まるで無くては生きていけなくなって
変な愛しい生き物
真面目な生き物達よ
嗚呼ごめんね、ごめんね、
君たちも
欲しがりはじめた
きっと欲しがりはじめている