詩人:木菟 | [投票][編集] |
彼らは其処が何処かなんて考えるのだろうか
絵の具を指先で塗りたぐるんだ 伸ばすんだ 全てを 僕らなら 僕らから
一体なにが哀しいのやら なんだって 感情なんて 意識なんて
頼りにならないのさ 膝まつくんだろ愛の前では 人であるかぎり
機械ならば良かったなんて言うつもり?
プラスチックの底 電池入れるところ からから そのまま
見いだしてはいけない 溶け合ってはいけない 覚悟がないなら
覚悟なんて ものを見抜かなくちゃ ヒラヒラ 一応 目と 鼻と 耳と 口
眉毛と ちょちょん むきむき るぴ 良い感じに干からびてる 良い感じって ちょっと待った! と 鉢巻き巻いた金髪ベリーショート の 小指ほどの
妖精が来ました 手のひらに 目が吸い込まれていきますいきます
なぜなら なんと ぐるぐる 何かが渦巻いていたではありませんか
脂汗かいてしまった少女は 人差し指を妖精に向けました
その人差し指をみた 妖精からは 少し今朝黙ってつけた姉の香水が香り
少女の鼻先まで たどり着き …