詩人:邪気眼 | [投票][編集] |
おはよう おはようと
小学生たちが
おはようの押し売りをする
俺は俯いて
朝を通り過ぎた
一日生きる毎に
白髪が一本増えるゲーム
君の思い出が美しいままで
ずっといられるか…
コンビニに行っても
俺の素敵な未来までは置いてない
銀行に行っても
俺の輝く未来までは下ろせない
一種一様に…
いつだって俺は一人でよ
なにも思い通りにならずに
想像だけなら重度の犯罪者なんだぜ?
妄想だけなら重度の厨二病なんだぜ?
ねぇ、先生
俺は…
人の命の重みが感じられないでいる
自分の体重がわからないレベルでいる
その壁の向こうが殺人犯だとしたら
その壁がとても低いと思ったんだ
俺の人生なんてエア人生さ
エア飯食って
エア勉強して
エア睡眠取って
エア風呂入って
エア彼女とイチャついて
エア学校行くのさ
エア一人ぼっち
産まれた瞬間
親を見て
俺はチェンジと言ってやった
こんな親の元では
幸せなんて有り得ねぇよ!!
オシベとかメシベとか
人種差別化された人間関係
恋愛なんてする余裕なかった
生きる時点で必死な俺
一人だけ出遅れる俺
劣等感でいっぱいの俺
もうサヨナラだ
絶望に胸を膨らませる時
かすかに見えた脳内宇宙の果てで
幻色に煌めく人類未踏の頂を見た
(☆Д☆)キラリーン