途方もない強い力で頭を押さえられても右へ左へ喘ぎながら上を目指して駆け上がるプクンと頭が突き抜けるとまばゆい光が体中に乱反射して空が一瞬青く映った目に見えるものは儚く短いけれどもパチンと弾けたあとは何処までも自由自在暖まった身体は軽くなってどっかへ消えたけど無くなったわけじゃない
[前頁] [赤坂 菜葉の部屋] [次頁]