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赤坂 菜葉の部屋


[42] うたかたの日々
詩人:赤坂 菜葉 [投票][得票][編集]


途方もない強い力で
頭を押さえられても
右へ左へ喘ぎながら
上を目指して駆け上がる

プクンと
頭が突き抜けると
まばゆい光が
体中に乱反射して
空が一瞬青く映った

目に見えるものは
儚く短いけれども
パチンと弾けたあとは
何処までも自由自在
暖まった身体は
軽くなって
どっかへ消えたけど
無くなったわけじゃない

2012/02/05 (Sun)

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