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泉 浩祐の部屋


[3] 僕は君の為だけの玩具。
詩人:泉 浩祐 [投票][編集]

ぎゅっと拳握って、
その拳は何処へ行く?

僕の頭上。
君の怒りを買ったのはそう、
僕でした(笑)。


出過ぎた血。
君の心配はそれじゃなく、
自分の手に付いた血だった。

じゃあ、はじめっからやんなきゃいいのに。

君の術も失くしてしまわぬうちに、
両手で突き放した。


優しい君の血なら飲み干してあげるから。


否定する力も、もぉ無い。
汚れた僕の血を飲み干しただけ・・・。

2004/02/19 (Thu)

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