詩人:ゆにこ | [投票][編集] |
ノーマルってなんなの
あたしは十分正常だし
ストレートってなんなの
まっすぐにいつも君だけ見てきたよ
さいごの言葉を
もしだれかに伝えるなら
これだけは大事に持って
いかなきゃ。
それでは、今度こそほんとにサヨウナラ
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移り気な君は熱しやすく冷めやすい
知ってるよ十年来の仲だもん
新しい人に夢中になるたび
ノロケも愚痴も散々聞いたけど
どうせいつもすぐに終わっちゃうから
今まで安心してその隣で
友達やっていられた
7つも年上なのに全然
そんな気がしないよね
出会ったときからふしぎと
壁を感じなかったよね
周りが双子みたいと言ってくれた
ずっとずっと憧れてた
こんな風になれたらなって
それはすぐに確信になったよ
無邪気で純粋でやさしくて
かと思えばすごく逞しい
君はどんな子よりすてきで
魅力ばかり溢れてる
どんな人よりもカッコよくて
どんな人でも惹きつけてしまう
前途多難って解ってた
障害しかないから
諦めようとした時もあった
でも信じるものを
大事にしなきゃいけないって
いつも君が力をくれた
そして思うたびまたもどかしくなる
手に入らないものを
愛しつづける辛さと愚かさ
本当のことを言えない現状...。
今は涙もでない
心が枯れた
羽をもがれた
君があの日くれた虹色の羽根
なんでどうして
よりによってあいつ
何でどうしてあたしじゃダメなの?!
友人代表のスピーチなんて絶対ムリ!!
そんなの吐き気がするよ
あいつを殺したくなっちゃう
そしてたぶん言っちゃうかもね
本当の気持ち
結婚なんかしないでって
言っちゃうかもよ
かなりキビシイ笑えない冗談
高すぎるハードル脳が膿んでる
すべての元凶はあいつ
タイムリミットが近づいて
あたしは心ごとダイブして
夜空を背負う星になる
君だけ照らす光になる
そうすればぜんぶ
延期になるかな...なんてね
結構本気で考えてたトコロ
神様なんてやっぱお伽話だけ
いっそもう一息に死んじゃいたいけど
あの世に君はいないし
どうせ生きてたって
君とは結ばれないみたいだし
まさに生き地獄
マジで生き地獄...。
理屈じゃなくて本能で恋してた
そんな短い人生をなんとなく振り返り
総てが仕組まれた偶然で
ソレも運命と呼ぶのなら
この出会いと命を蹴ってでも
今すぐ来世にいきたいよ
そうして生まれ変わったら今度こそ
君にふさわしくなるの
ばいばい!!
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どうしたらいいかな
この素直な感情
まるごと届けるには
どうすればいいのかな?
どうしたって
伝わらないのにさ。
うるさい雑音ばっかり
あの日からずっと
響いているんだ
現実と呼ばれる
幻想のあいだの
少しのまどろみと
穴埋めのような嘘
まだまだ諦めきれない
だって心は人知れず
走り出してもう止まらない
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虜のままで視線をそらした
どうでもいい風に装って、後ずさり。。。
あの人をとられた!
あの人をとられた!!!
こだまする現実といたいほどの
この恋しさの狭間に
取り残されて、ひとりぽっち
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あとどれだけ
あなたを知れば
恋人になれるの?
近づいても
近づいても
遠ざかるのなぜ?
核心に
触れることもできず
ずるずると
片っぽの糸
萎えてく....
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付け入る隙もない
その恋に
どうやって爪痕のこそうか?
むかつくから
言付けなんか
ほんとはしたくないけど
悲しませたくないから
やっぱりつい
微笑んじゃったりしてる...
わたしはどうやっても結局
あなたには勝てないね
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目を開いたまま
現実の夢に飛び込むようだよ
鼓動がはやるたび
じっとりと汗ばんで
けれど不思議と嫌じゃないな
この恥じらいも
さっきまでのことは
もう過去の話で
これからの総てだって
すぐに昔になるのだよ
開戦前夜の高揚が
不安をなじって
空高く飛ばす
紅潮したまま
息遣いさえもきこえるほど
近い近い距離で
愛を見つめていたい
いまこの瞬間も
捧げるドラマ
命より確かなもの
主張するカルマ
有頂天のぼりつめて
そこからは新しい
ここからは新しい
きっと夢想以上の明日へ
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曲線美透ける下心
鼓動が先走ってる
生きているのを
謳歌してるみたい
突然に腕を組まれると
ふいに顔がほころぶ
本能があまりにも自然に
上手に動くから
感心するほどなの
すでに虜だね
この恋は何処へもゆけない
痛みだってね
いとおしいとさえ思える
いつだって眩しいね
太陽を飲み込んだ
あの瞬間に
あなたは光そのものに
なってしまった
そばにその陰に
なんとなく居たいよ
ずっと隣に居たいよ
それとなく二人...
クエスチョンを
おわらせないで
そんなにはやく
大人になれなくて
アンサーは急かさないで
言葉よりもっと
確かなモノで
繋ぎとめたいだけ
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もっと触れようと
わかろうと、してよ
その在り処を
つきとめてみたいよ
冷たく凍った
その心ごと抱いて
痛いんだから
痛いんだから...。
今夜きみのユメを見て
眠れるように
地上に降る星の
ビジョンを映した
今日が昨日と
同じだっとしても
明日もそうとは
かぎらないもの
世は泥船、なんて
ぬるいこと言って
うつむく下弦の月
もういい加減にして
踏みだしたいよ
眼差しの先に
わたしがいなくても
この一線踏み越えたい