詩人:ゆにこ | [投票][編集] |
こんなふうに肩を並べて
歩いているのが、
ふしぎ。
気がゆるむと
とたんに
泣きそうになっちゃう
長く伸びた影が
近づくだけで
ときめいてるよ、実は
目で追いかけてた
あの日々も
いつだって
胸はいっぱいで
そしていま
きみはトナリにいる
わたしの話に
微笑み、うなずく
これからのこと
未来のゆくえ
夢のつづきも
ほんのすこし
はみだした
想像をしては
せつなくなるね
止まらない
想いはどこまでも
焦がれてる
どんな夜だって
だけど
二人のあいだには
見えない境界線が
引かれてるみたい
手を伸ばせば
きみに触れられる
本気になれば
抱きつけるのにね
そう、本気になれば。
でもそんなことは
できないんだ
帰り道はおなじでも
未来の道は
きっと別々
ちがう世界
だから、たまに。
ときどき苦しいの
思い知るように
はっと
現実に気づくの
こうしてやっと
目が合うように
なれたのに
友達以上を
期待している。。。
下心どうか
見抜かないで
きっときみを
困らせてしまう
今はただ
なんとなく
そばにいさせて
この気持ちを
溶かす方法が
見当たらない
恋はすばらしく
そして、せつないね
その背中
見送りながら
心のなかで感じてたよ
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明日飛び込むとも知れない
そんな危うさを孕んでる
溢れかえった御託の渦
コピペで増殖
虚言は蔓延
猫の鳴き声で
眼が覚めた
削除したって到底、追いつかないよ!
その鼓動を聴くよりはやく
その温もりを
感じるよりもはやく
音速のようにきっと消費され
いまどうしてここにいるのかも
解らなくなってる
今夜のことさえ想像はつかない
探してる、ずっと何か
満たされない理由に
足る挫折
粉々になるなら
いまここでも構わないけど
後悔しないように
あの丘で
さいごの流れ星見つけたいな
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鏡の前で唱えても
願いはかなうワケもなく
今は今とて
こんな体たらく!
言葉で慰める暇もないのよ
あらゆる幻想を身に纏い
嘘にまみれた道だけど
つぎはぎだらけ
きみとのラブロマンス
感度ばっちり
今日も絶好調!
言い聞かせ
だましだまし
えりすぐりのキメ顔で
武装したまま
突撃するわ
きみを虜にしてあげる!
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つかのまの休息
見せかけの急速
そろそろ明日を目指してみるわ
隙間なくこぼした
色とりどりの涙
あれもこれもみな
生ある故に意味ありげ
なぜなら生とは
過去を築くこと
未来に向かうこと
痛さと隣り合わせのモノ
さぁダメ押しの一手!
潔くさいごまで
足掻きまくる覚悟をしなさいな
炭酸の抜けた
人生だって解ってる...
でも楽しむ余裕も必要じゃん!
底が見えきってれば
案外こわくないと気づいた
同じ空の下にいても
誰もが同じ空の表情を
みられるとは限らない
この奇跡!
まだ折り返し地点前...
生真面目者が
損する世界なら
おなじくらいバカになって
はしゃぎ倒してみるの
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できるだけ、あまい水が、いいな
つまずいたあとの生き方を
ここで思い悩んだって、しかたない
ためいきなんて、もー飽きた
その所在は知らない
でも、勇気のありか
たまには信じてみても
悪くないって気がする
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甘い吐息がきこえる気がした
すべての言葉が意味をなくすほど
その視線だけに犯されたい
心はすでに君のモノ♥
思考回路も何もかも
すべては君の独占状態
ねぇ愉快でしょ
自分の知らないところで
誰かの心の支えになっているなんて
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到底追いつけない
あの夢想がキラキラ
海底で眠る未来、、
それはとても美しく見えて
あたしはそっと
手を入れてみるけど
ずっと探ってるけど
触れられないままなの
もどかしい
ちょっと切ない
全然とどかない
なんだか居たたまれない
有象無象の
ひとつでも
あたしにとっては大事な
最後のひとつ
かじかんだ指先は
知らない人形のよう
もうすぐぜんぶの
感覚もマヒする...
澄んでいた水は
だんだんと濁って
暗く深い闇のなかへと
吸い込まれそう
怖れと不安に取りつかれた心
時間を超えて
きみとの恋を想像しては
泣いてた
そうなの
欲しいものぜんぶ
ウィッシュリストに
入れてみても
何も手に入らないの
それだけじゃダメ
ご褒美なんて
もらえない
この柵を飛び越えなきゃ
誰の手も繋げない
能動的な一歩が
試されるときなの
あの海底に眠る未来、、、
思い出しては
胸が震えるよ
ぜったいに浚いにきて
いつかねぇ逢いにきて
それが愛じゃなくても
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なびかない
君、なびかない
振り向かせたい
どうにかしたい
荒らぶるモード
画面とにらめっこ
相手にしてるのは
ロボットじゃないから
いつだって心
揺り動かすものは
ぜったいぜったい
人から生まれる
完璧なんて
つまんないよね
行き当たりばったり
それでもいいよね
君の仕草が
言葉が行動が
その存在ひとつで
あたしに羽根を
生やしてしまうのよ
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甘いミルクティーはいかが?!
赤い誘惑の月の下で
冴えて眠れずにもてあます
心と時間があるなら。
"自信"なんて大事に育てても
すぐに食べ尽くしちゃうモノ
その虚勢を張り通すためには
多少の開き直りも必要なの
強がりで塗り固めた君の鎧を
打ち砕くようなキセキを
今夜魅せてあげる
些細なことだよ。扉を開くのは
実はとても簡単なはずよ
鍵なんてはじめっから
掛かっていやしない
今夜、流星群とシュガーハイ
甘ったるい妄想もたまにはいい
絶望の渦を泳ぎ切った先
大切なものを見落とさないように
眼を凝らして天をみていてね
過剰な期待がインスピレーション
大人になるためじゃない
想いを殺さず生かすため
キスで脳ミソ醒ましてあげる
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百年の恋に出遭ったら
永遠に眠りましょ
だってもう覚める必要ないでしょ
永遠の夢。おなじ夢
幻もふたりで見たのなら
真実といえる
それが恋人の遊びでしょ