詩人:ゆにこ | [投票][編集] |
欠点を見つけるたび
また凹む
欲望の果てしなさに
目が廻る
くらくら、ふらふら。
現実に襲われる
ここはだれ?
わたしはどこ?
なんつって。
とにかく
生きてくれさえ
すればいいと
言われたあの日から
物欲と復讐心
それだけが
わたしを
支えて、いるのよ
悪夢でも
予知夢でも
なんでもいいから
とにかくすてきな
気持ちを
感じたい
それだけなのに
こうして今日は
終わって
明日が始まって
しまうんだな、、
神様なんていないのだ
もう一度
突きつけられた朝
とりあえず
回想も、終わり。
運命じゃないなら
あんたなんか
要らないわ
朝日はいずれ
沈んでしまう
でも、夕陽だっていつか
また昇るはずだから
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コトバ以上に見通しは暗くとも
もがいて生きるのがスタンダード
なら、みじめとか可哀想とか
ありふれた形容詞で
薄めるのもコケにするのも
馬鹿げてるって気がしない?!
悲劇なんていつだって
どこでだって起こせるの
奇跡だっていつだって
どこでだって起こりうる
傷ついた昨日は愛と名づけよう
翼を生やしてすぐに
飛んでゆけたら
明日こそあの窓を
おもいっきり開きたいわ!
世界につづくルート
確かに広がっている空
宇宙とつながるための
いまこのときもインスピレーション
乱世へいこうよ、遊びにいこう
はちゃめちゃに暴れて恋をしよう
君と生き抜く未来
頭に浮かべては気が遠くなる
はやく連れ出して!!!
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線引きできない心のなかは
ぐちゃぐちゃのお道具箱
理想と現実は
いつまでたっても並走していて
相容れないどころか
その距離はますます
広がっていると感じるんだ
だから今すぐにでも
この手を伸ばして
声を出さなきゃいけないんだけど
どうしてもどうしても
身動きがとれない
本当の気持ちなんて、、、
絶対に言えるわけがない
不可侵領域守りつづけるだけ
いつまでもずっと君も
見つめているだけ
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零れおちる涙、乾かす暇もない。
日々は更新されてゆく
その世界の営み。
新しい出来事に
胸はざわめいたり
またすこし淀んだり。
様々な心模様、映りゆき
溶けてまた養分に変わる。
破天荒な。向こう見ずな。
未だ醒めない夢と。
凛とした人。
美しすぎて、直視できずに
また泣いた。
その魔法の薬をぼくに
分けてくれないか。
向こうに渡る術を
教えてくれないか。
返答のない空っぽな
世界のまんなかに。
マネキンのようにただ横たわって
傍観者に徹している
ぼくです。
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トンネルの向こうに
ちいさく見えた光りは
恐らくは私のまぼろしだった
それだけを頼りに
這いずったけど
やっぱり勘違いだった
まだまだつづく
永いトンネルの先
欲しい未来は待っているかな
見たい景色は
広がっているかな
まだまだつづく
トンネルはつづく
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願ったって聞き入れられない
ならぜんぶ、無意味なコトでしょ!?
胸のうち描いたあらゆる夢を
夜ごと否定するよーな誰かの仕打ち
八方塞がりな今だから
幻想ばかりが、キラメいて
マニュアル通りにいかない人生
もどかしさと恥ずかしさにのたうちまわって
近づいているのは
向こうじゃなくて、たぶん、コッチ
別に状況はなんら
変わっちゃいないのでしょう?!
あなたの言葉だけが支え
あのとき心より命のほうを捨てた
そうして、おもちゃになりました
でも人形じゃないの
ときにはあたしだって、苦しいんだから
ときには死にたくもなるんだから!
こういう日もあると
知っておいて、ただそれだけよ
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手を伸ばす前から
諦めるなんて
なんか格好悪い気がした
でも。あの月にどうやったら
触れられるっていうの?
歴然としたこの
物理的な距離を
どうやったら、埋められる?
ううん。むしろ
どうすれば丸ごと
忘れられるのかな
まっさらなままで
また夢見る方法を
夢中に、なれる生き方を...
HIGHになりたい
上手くゆかない
自信見当たらない
キミは遠い人
どんな夜でも
同じ速度で
地球は廻っているなんて。
信じられないことが
世界には
溢れすぎてるね
信じたいものも
この世界には
本当に溢れすぎてるよ...
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言わなくってもいいよ
もう知ってるし
憐れんだりしないでよ
おなじ痛みなら
粉々になりたいだけ
できるだけ
傷つかないようにとか
なにごとも穏便にだとか
みんなに平等に
やさしさを潜めれば
潜ませるほど
思いもよらない場所で
波乱は起きる
本当は自分が
傷つきたくないだけでしょ
いい人と思われて
たいんでしょ
眩しすぎる光
ふたりを隔てる
'あまいかがやき'
撫でつけられたよな
他者からの肯定論
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間違っているほうが
人生は愉しいって
あなたは
言ったよね
期待と不安を
孕んだ
ちいさな蕾は
そのとき
生まれたのかも
しれない
初めてだったから
パパとおなじこと
言った人
初めてだったから
こんなにも
異性という
言葉を
意識したのは、
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不安に寄生されたみたいに
悩みとコンプレックスで
いつもいっぱいだったの
いじけてばっかで
自己嫌悪と劣等感が
心によくない種をまいて
ほんとの気持ちにも
にぶくなったりしてた
色んなことを忘れちゃってたよ
極端な思考回路は
すぐに何かを
壊すように仕向ける
ときどきすべてを
放り出したくなるのも
どうしようもなく孤独を慕うから
でも本音はきっとそうじゃない
希望はどこかに
ちゃんとあって
あきらめが悪いからこそ
こんなにも
まぶたを腫らしてる
ねぇ死にたいときに
あなたの顔を
思い出すのはなぜかしら
溶けるような朝
空が目覚めた
知らないメロディーが響いて
胸がじんとした
まだ少し心は震えて
ひとりの道はこわいけど。
このままゆく先
どうか素敵ななにかに
めぐりあえますようにって
しあわせなことが
待っていてって
ちいさな光を見つけたら
それを大切に
まもるのよ
それを信じてあるくのよ
見失いそうなとき
みあげれば星
ひとつひとつの過去に
別れを告げるなら今しかないわ