ホーム > 詩人の部屋 > ゆにこの部屋 > 新着順表示

ゆにこの部屋  〜 新着順表示 〜


[112] Bye-Bye Ex.Lover
詩人:ゆにこ [投票][編集]

キミはいつもと変わらぬ様子で
飄飄とした風に装って。
アレがあたしなりの儀式だったこと
ちゃんと気づいているカナ...?

今さら巻き戻してやり直す
なんて、とんでもない!
せめて爪痕残してさり気なく
ここから華麗に飛び立つ朝を

出遭った夜から。夢みてた

もうねバイバイ未来はお預け
名残惜しさのかけらもないわ
空より高く飛んでゆけるの
キミが隠したあの日の翼も
今ここにある...ちゃんと見つけたの

2015/07/11 (Sat)

[111] 亡霊症候群
詩人:ゆにこ [投票][編集]

眠りを浅くするような
ちょっとした不安や
居心地の悪さと
こんな違和感を

誰もが抱いて
生きているのだとしたら
世界はなんて
窮屈なんだろう

この言いようのない
例えようのない
切なさや悲しみは

どこからやってきて
何のために
与えられたんだろう

どこまでゆけば私は
大人になれる?

社会と自分と
いつまでも
折り合いはつかず

暗い暗いトンネルの中で
あなたの気配は
するけれど
私にはまだ何も
なんにも視えない

時計が先走るように
いざなって
この瞬間もまた
少しずつ
少しずつ傾いている

それはさながら幽霊
まやかしのようなんだ
この世界この人生

誰かの夢なら
醒めてくれ
「悪い夢なら覚めてくれ!」

悩める今を
謳歌しながら
許された時間の中で

感じられるものを掬いとり
大切なものを繋ぎとめる
そんな繊細な
暮らしがつづくよ

2015/07/10 (Fri)

[110] JITTERBUG
詩人:ゆにこ [投票][編集]

イタさ故の痛みに
開き直る強さを

いまを愉しむ
すこしの笑みを

そっと一休み

とにかく救いがほしい

言葉の雨に打たれたら
すべてを洗い流して

踊れ

2015/07/10 (Fri)

[109] 追憶の姫君
詩人:ゆにこ [投票][編集]

本日、空いてます
体も心も

誘い水こちらで
待っております

ヒロイン失格
そう言われても

どんなストーリーでも
主人公は
この心ひとつ

2015/07/10 (Fri)

[108] シュガーレス
詩人:ゆにこ [投票][編集]

はいこれでサヨナラ
もうせいせいできるって
もんだわ

すばらしい恋をしなさい
その後の
きみの不運など
知ったこっちゃ、ない

いろいろ言い聞かせては
なだめるけれど
どうにも喧しく
ざわめいてウザったい

気づかぬように
明りもつけずに
静かに去るのが
礼儀ってもんじゃない?

二人が許しあった
幾ばくかの時間
ソレは、まぼろしのようだった

でも慰めかたを
知らないなりにも
少しは大人のフリができたはず

優しいばかりじゃ
足りないということ
ひとつまみのスリルが
欲しかっただけでしょ

皮算用諸々心ごと
洗いざらい
綺麗に濾しておくれ

滝のような雨に打たれて
今日、きみの名を忘れ
明日、きみの顔を忘れ

心配しないで
あさってにはきっと
恋の仕方だって忘れられる

2015/07/09 (Thu)

[107] YES
詩人:ゆにこ [投票][編集]

世界の変化に気づけたときに
自分もすこし変わったと思えた

生きてるかぎり人生は止まんない

日々、アップデートされるの
あたしもあなたも

みんな。まるごと。

つまりね、いつだって
走り出せるってコト!



2015/07/07 (Tue)

[106] 涙のあとに虹を待つ
詩人:ゆにこ [投票][編集]

願うたび夢が
遠ざかるのは
気のせいかしら

今日もまたひとり
憂鬱と戦うけど

信じると決めた
はずの
幻想の束は

いとも容易く
覆されてしまうよ

現実の強さと
自分の弱さが
ふつかって

何度もわたしは
負けそうに
なる

だからあなたが
必要なの
あなたという人が

必要なの

孤独を気づかせた
その言葉

空の広さを
思い知ったとき

居ても立っても
いられずに
走り出してた

泣きそうな
今を励まして
めげそうになったら
お願い叱って

目を閉じれば
何が正しいか
本当かなんて

関係ない

信じたいもの
この手の中で
温めてきた...

涙のあとに
虹を待つように

きっとこの
瞬間のため

あなたに
抱きしめられる
そのために

生きていて
良かったと
思えるときを
待っている

そんな風に思うの

2015/07/07 (Tue)

[105] ミエナイキズアト
詩人:ゆにこ [投票][編集]

刻む場所がもうないよ-

傷だらけの腕を見せてきみが言った

生きていることを実感するのに
どうして痛みが必要なのか?!

あっというまに失くしてしまう

あっというまに迷ってしまう!

つまり自分の世界を壊すか
それともそれ以外を壊すか-

どちらかの選択肢に
絞りこんでしまう

わたしたちの弱さと魂の漂着地...

みえない傷跡と
擦りきれた御託だらけで

埋めつくされたこの空に

かき消すように示せ
アイデンティティ

最期はみんなただの骨!!

2015/07/07 (Tue)

[104] 利き上手
詩人:ゆにこ [投票][編集]

目を瞑っていたって
きみの香りはわかるように
本当のコトって案外
鼻を利かせれば
すんなり気づくのかも...しれない???

2015/07/07 (Tue)

[103] ジレンマ
詩人:ゆにこ [投票][編集]

これからのことを想像しても
悪い未来ばっかり浮かんでくる

言葉のアヤでごまかしつづけて
それでも歩いて、歩きつづけるの?

展開をわかってても?
開き直るのは、強さなの?

永遠の眠りにつきたいと

これが最後の夜になるように
枕に願いをかけたりしたの

それでも朝はやってきて
なんとなく現実を突きつけた

皮算用の悪癖で
嘘も平気でつけるようになるわ

自分を騙すのだって、いとわなくなる...。

こうして生きてゆくだけの
日々に救いはあるの?

救われる価値も資格もないでしょ?!

あのとき生きるために
選ばざるを得なかったことが

実は自分の首を絞めるだけの
安いからくりで

分かったところで。どーにもならない
それでも歩いて
歩きつづけなきゃなんない!!

今夜もかなしさに気づかぬ素振り
ため息の合間に
酸素を噛みしめた

泣くな!笑うにもまだ早い!

なるべくして
こうなったのなら
もー走り抜けるしかない!

だから昨日を
振り返っちゃだめだよ

見えない幻だとしても
手を伸ばすチャンスが
欲しいだけ!!!



2015/07/05 (Sun)
192件中 (81-90) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> ... 20
- 詩人の部屋 -