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ゆにこの部屋


[132] U & I
詩人:ゆにこ [投票][編集]

こんなふうに肩を並べて
歩いているのが、
ふしぎ。

気がゆるむと
とたんに
泣きそうになっちゃう

長く伸びた影が
近づくだけで
ときめいてるよ、実は

目で追いかけてた
あの日々も
いつだって
胸はいっぱいで

そしていま
きみはトナリにいる
わたしの話に
微笑み、うなずく

これからのこと
未来のゆくえ
夢のつづきも

ほんのすこし
はみだした
想像をしては
せつなくなるね

止まらない
想いはどこまでも
焦がれてる
どんな夜だって

だけど
二人のあいだには
見えない境界線が
引かれてるみたい

手を伸ばせば
きみに触れられる

本気になれば
抱きつけるのにね
そう、本気になれば。

でもそんなことは
できないんだ

帰り道はおなじでも
未来の道は
きっと別々

ちがう世界

だから、たまに。
ときどき苦しいの

思い知るように
はっと
現実に気づくの

こうしてやっと
目が合うように
なれたのに

友達以上を
期待している。。。

下心どうか
見抜かないで
きっときみを
困らせてしまう

今はただ
なんとなく
そばにいさせて

この気持ちを
溶かす方法が
見当たらない

恋はすばらしく
そして、せつないね

その背中
見送りながら
心のなかで感じてたよ


2015/07/25 (Sat)

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