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ゆにこの部屋


[25] 1/2(にぶんのいち)
詩人:ゆにこ [投票][編集]

たしかに夢みたはずだった
そこに未来があると
信じられたのに。

いまは嘘みたい
あれほど寄り添った心が離れ
感じあった温もりがもうこんなに
とおい場所に流されてる

いっしょにみた月が太陽が
今日もおなじ光を
送りつづけてるのに。

まるで信じられない
こんなにも冷たくなった過去
ある「はず」だった二人笑ってる
いつもどおりの、当たり前の日々...

ここで夕日を見ていても
どこかではそれが朝日と呼ばれる
おなじものを見てももう
おなじようには笑えない

地図はお揃いじゃなきゃ、しょうがない
わたしだけ目指しても意味がない!

知らないうちに走り出していた
全身で大好きだっただけ
それだけでいまは心が震える

どうしようもないけど現実は
ここにあるから

2015/05/31 (Sun)

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