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アマネの部屋


[15] 慈善
詩人:アマネ [投票][編集]

電話が鳴って目覚めた夜中
弱った君が吐き出した
痛みをただただ受け入れた

「それでもアタシは好きだよ」と
笑って告げた二時間後
君は未だに信じずに
薄ぼんやりと「ああ」と言う

届かぬ場所に居るものの
手放すつもりも更々なく
恋人になど決してならず
友達かすら危ういが
お互い気楽にもう八年

不謹慎とは知ってるが
いつも願ってしまうこと
君の傷が癒えぬよう
アタシに電話をかけるよう

2009/09/14 (Mon)

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