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月島レナの部屋  〜 投稿順表示 〜


[117] 崩壊
詩人:月島レナ [投票][編集]

守りたいと思う心に
嘘はなかった。
大切にしたいと思う心は
誰よりも強いはずだった。            優しさから生まれた
黒い感情は
やがて殺意へと変わり、
真っ白だった思いは
赤と黒に染まっていく。             それが守りたかった日常の崩壊を意味していると
分かっていながら
            何が間違っていたのか
その答えを探して
少年は足を踏み出す
            その先が奈落の底だとも
気付かずに…。

2011/01/13 (Thu)

[118] たった一人で
詩人:月島レナ [投票][編集]

笑い続けていれば、
いつか幸せになれると
信じてきた。
誰かの事を思えば、
相手も自分を
思ってくれると
信じてきた。
            楽しかった思い出を
置き去りにして
少女は明日を見つめようと前を向く。
            甘えず頼らず
たった一人で
運命を切り開くために。
            その先は
幸せか、それとも不幸せか            誰かを愛したかった。
でも本当は
誰かに愛されたかった。

2011/01/14 (Fri)

[119] 明日へ
詩人:月島レナ [投票][編集]

一つの心を       二人で抱きしめていた
私とあなたは一つだった
            二人が一人になって
手に入れたもの
それは望んでいたものではなかった
            汚れた背中を這いずるのは消えない傷 犯した罪
もう戻れない遠い日を
追いかけても届かない
            君は軽い風と太陽の下で
そう 笑ってて
            この温かい場所を
守るためならば
私は何にでも変ってみせる            明日をつくるために
生きてるから
毎日幸せを見つけているよ            あなたの手の平から伝う
35度の体温で
こんなにも強くなれるから涙は零せない
            胸の傷の痛みに耐えきれず跪いても
季節は待ってくれないから痛みを乗り越え
明日へ歩こう

2011/01/14 (Fri)

[120] 鬼と化した亡霊
詩人:月島レナ [投票][編集]

私の体の中は
いつも空っぽ
            なにもないの
            考える思考力も
表にだす感情も
            いつも動いてるはずの
心臓の音さえ聞こえない
            なんでなにもないのかな
どうして音が
聞こえないのかな
            下を見れば
もう一人の自分が
倒れていた
            …ああ、そっか
思い出した
            私、死んだんだ…
            確か、あいつら5人に
ビルの屋上から
突き落とされたんだっけ
            じゃあ、殺してくれた
あいつらに
お礼しに行かなくちゃ              呪い殺しに
行ってあげないと…ね
            あいつら5人のうち、4人はもう殺しちゃったんだっけ            じゃ、あとはあいつだけか            待っててね。
            今行くから。                  もうすぐ行くから。                           …ほら、来たよ。
            今、あんたのすぐ後ろに
いるよ。
            右手に握った真っ赤に滴る金属バットを振り上げる
            これを振り下ろせば
すべて終わるんだ
            あんたの怯えた顔を
想像すると
笑っちゃうよ
            あはははははははははは、あっははははははははは!!ぐげ、ぐげげげげげげげげげげげげげげげげげげ!!!!            これでやっと
地獄に行けるよ
            また地獄の底で会おうね
            あっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは

2011/01/15 (Sat)

[121] いつまでも
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毎日を包む幸せな時間が
いつまでも続いて
ゆきますように
            こんなに美しい
景色がある事を
知らなかった未熟な自分を            やり直せる きっと
この場所ならば
皆が笑っていてくれるから            そんな楽しい日常が
終わってしまうのが
怖かった
こんな曇りのない笑顔が
歪んでいく事に怯えてた             君が涙 流さないならば
俺も涙 流さない
            信じてる
今 この瞬間でさえも
心が引き裂かれていない事            親切が嬉しかった
笑顔が好きだった
            俺は君の事が好きだった
            本当の自分に気付いても
それも許しては
くれないけど
            最後まで信じてくれていた君も俺が信じよう
            繰り返される悲劇の運命に抗おう 奇跡を掴み取ろう一人では果たせない
希望だけれど
仲間がいてくれるから
大丈夫
            信じてる
今 この瞬間でさえも
儚く遠い希望だとしても
            楽しかったいつもの日々に戻ろう
仲間が笑っていた
あの頃に

2011/01/15 (Sat)

[122] 忠告
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君は一体
どこにいるんだい?
            確かに君は
今 ここにいる
            でも
            君はここにいない
            君は一体
何を見ているんだい?
            これは忠告だよ
            早くここに
戻ってこないと
            君は一生
            戻ってこれなくなるよ

2011/01/16 (Sun)

[123] 早く…
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どうしてお前は
そんな寂しそうに、
今にも泣き出しそうに
なってまで笑うんだ?              「大丈夫」?
そんなこと言われたら
もう何も言えねぇじゃ
ねぇか…
            頼むから…
お前が壊れちまう前に  「疲れた」と…
「助けて」と…
一言でいい
            早く俺に
助けを求めてくれよ…

2011/01/17 (Mon)

[124] 無題
詩人:月島レナ [投票][編集]

罪があるのは
諦めているから
            罰があるのは
求めすぎるから
            なにもかもが
置き去りにされて
            廻る 廻り続ける
            朝が来れば
笑えるだろうか
            あの日のように
笑えるだろうか
            失くしたものは
なにひとつないと
            願う 願い続ける

2011/01/17 (Mon)

[125] 愛おしい
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お前は俺を愛してくれた
            お前は俺を信じてくれた
            俺は利用してきたのに
            どうして信じて
愛してくれた?
            わからない、でも
            どうしてもお前が
愛おしい

2011/01/18 (Tue)

[126] 無題
詩人:月島レナ [投票][編集]

誰か教えてください
            リスカをすることは
いけないことですか?
            死にたいと思うのは
おかしいですか?
            こんなことを聞く私は
異常ですか?

2011/01/19 (Wed)
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