笑い続けていれば、いつか幸せになれると信じてきた。誰かの事を思えば、相手も自分を思ってくれると信じてきた。 楽しかった思い出を置き去りにして少女は明日を見つめようと前を向く。 甘えず頼らずたった一人で運命を切り開くために。 その先は幸せか、それとも不幸せか 誰かを愛したかった。でも本当は誰かに愛されたかった。
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