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月島レナの部屋


[119] 明日へ
詩人:月島レナ [投票][得票][編集]

一つの心を       二人で抱きしめていた
私とあなたは一つだった
            二人が一人になって
手に入れたもの
それは望んでいたものではなかった
            汚れた背中を這いずるのは消えない傷 犯した罪
もう戻れない遠い日を
追いかけても届かない
            君は軽い風と太陽の下で
そう 笑ってて
            この温かい場所を
守るためならば
私は何にでも変ってみせる            明日をつくるために
生きてるから
毎日幸せを見つけているよ            あなたの手の平から伝う
35度の体温で
こんなにも強くなれるから涙は零せない
            胸の傷の痛みに耐えきれず跪いても
季節は待ってくれないから痛みを乗り越え
明日へ歩こう

2011/01/14 (Fri)

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