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月島レナの部屋


[15] 〜金のガチョウより〜
詩人:月島レナ [投票][編集]

笑顔を知らないお姫様に
笑う事を教えてあげよう

城までの僅かな道のり
何時間もかけて往く

ゆっくり行きたい
訳じゃない

走っては転んで
歩いても転んで

城に着く頃には
傷だらけだった

城の中へ案内され
姫に挨拶しようと前に出た            その途端に転んで
それを見た《お前》は
笑いだした


笑ってるお前は可愛い

お前は初めて会った時から笑顔で……

大好きだぜ、俺のお姫様

2010/12/11 (Sat)

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