いつからか私の手はゆめと希望を握っていた。これから始まることは私にはわからない。ただ前をしっかりみて曲がりくねった足元をユラユラと進む。不安定でいい。まっすぐじゃなくたって問題はない。ゴールなんてみえない、ないのかもしれない。私はいつも勇気だけは持ち続けたい枯れてしまったら、また息を吹き掛けて生きかえらせればいい。
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