天よりも高く届け

空に続く道


明日起こることは誰も知らない


知らない方が楽しいでしょ？


そんな事ない。



知った方が得だ



そう言ったら君は笑って


「面白いね」って


天よりも高く届け


空に続く道


なんてね


君の家に続く道だけで良い


先の知れた未来よりも変えようのある今が良い



君の笑顔が続く今がイイ。

名前などもう忘れた


本当は知らなかったのかもしれない


そんな事も思い出せずに生きてていいのかなぁ


なんて


ぼんやり天井を見上げて考えてみるけど


時間は動き続けるし


暗いニュースは日々更新されて行く


本当に必要なモノってなんだろ


答えはまだ見つかん無いし


一つに絞れそうもない


まだ思い出せそうもないよ


君の名前。

何も無い草原の上に唯一人立ちすくんでる


右には脆弱な自分では登れそうもない高く険しい山


左には先の見えない底の深い海


どうにも出来ずに寝転がる自分の目の前に広がっていたのは


青く澄んだ大空だった


さぁ行こう




僕の居る世界はここじゃない。

一瞬は既に永遠じゃなく

時間は過ぎていく

急いだつもりが急いでなくて

卓上で空回りしてた


あの人は元気だろうか？

もう会う事は無いけど

一瞬が永遠に感じたあの時と

今を重ねて


笑いながら歩いてく

数え切れない

数えようともしなかった残骸を背に

今の僕が在る

それが最上の者では無いが

大事な者も捨て

夢と呼ぶには余りにも馬鹿げた物も捨て

焦点も合わせずに前を向いてた


何がしたいのか

それが分からない


それが自分の全てだと思っていた。


だけど

ＴＶゲームの復活呪文じゃないけど

一回捨てた夢を拾って来んのってアリかなぁ？


何度でもやり直せる流行りの歌じゃないけど。

描きたい物はそれじゃなく

見つめたい物はあれじゃなく

欲しかった物はあんなちんけな物じゃない

創りたかった物はそんなありきたりなストーリーじゃなく

一緒に居たいのはこんな無機質な物じゃない

欲しい物は腐る程ある

気付いたら腐ってたけど


口だけ達者になった自分がここにいて

偉そうに文句ばかりタレてる

それにふと気付いて

物凄く情け無くて

無駄に凹んで


さぁ

あの頃の自分を取り戻そう

一生懸命だったあの頃に


誰にもある一生懸命の頃へ



今に見ていろ

苦しい時に泣いても誰も来ない


笑いたい時にネタが無い


眠い時に思い出す怖い話


楽しみにしてると休載している人気漫画



まー何が言いたいかと言うと



君は僕にとってこうはあって欲しくない事



怒った？

キセキみたいな事は何も起きなかったけど

君に会いたいんだ

君に会いたいんだ！

季節は移り変わり君はもういないけど

君に会いたいんだ

君に会いたいんだ！！

青い空を見つめ


生きている自分に浸ってるんだ


誰に何と言われようと捨てられない物がたくさん有ったけど


ここの景色は良いなぁ

まだ死にはしないなんて思いつつ


浸かっていたいんだ



自由を生きたい自分を

桜咲く場所で君に出会い

桜散る場所で君と別れる

さよならは辛いけど

そろそろ行かなくちゃ
いつまでも同じ場所に居られないし

まだ会うべき人達がいるから


君との出会いは僕を強くし

僕を迷わせた

いつかまた君と会う時

馬鹿にされないよう



強くならなきゃ