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青空の部屋


[18] 二輪の愛
詩人:青空 [投票][得票][編集]


乾いた現実(リアル)
今では ただ時間だけが廻ってる

いつだって言葉は
想いに付いてこれなかった

愛し過ぎたもの
溶かしたら甘いものだと決めつけてたから

知らな過ぎたんだ
ほろ苦いものだったんだね


何処へ逝くの
笑顔を忘れた少年よ

力ない足を引きずって
冷たい涙が降ってる

道ばたに見つけた
二輪のマーガレット
寄り添って咲いていた


風にゆられ

風にゆられ


詩を奏でていた



僕には聴こえたよ

あるはずのない声で

あるはずのない言葉が響いてる



2007/04/29 (Sun)

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