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青空の部屋


[17] 窓際の席
詩人:青空 [投票][得票][編集]


明らむ夕陽を窓際から眺めていた

午後から始まる授業
窓の外では 番いの雀が
幸せそうだ

もし詞が 届くのなら
僕の気持ち伝わっただろう

静かな教室には
貴女と二人きり

囀り方を 知ったなら
僕の気持ち伝えたい

音に出来ないメッセージ
心で何度も呟いた


赤らむ横顔を朱い夕暮れ
の所為にしていた

午後から始まる授業
二人きりの時間は
幸せだった

別の道を歩んでる
今はもう 離れ離れの心

淋しいと嘆き
を届けてみても
励ましの言葉
は返ってこない

音に出来ないメッセージ
心で何度も呟いていた



2007/04/28 (Sat)

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