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青空の部屋


[68] コンクリート事件
詩人:青空 [投票][編集]


涙も流せず助けを求める声さえも許されず、ただただ悪夢を繰り返す


どれほど辛く悲しかっただろう…
きっと憎しみより笑える明日を取り戻したかったんだろう…


空もみえない天井は遠く
やけに痛みだけが遺る



彼らに聞こえていただろうか…
サイレンはいつ誰が止めるの…


空もみえない天井は遠く
やけに痛みだけが遺る


次の年が明ければ 恨みの種が芽を出すんだ
二度とみてはいけない悪夢を誰が根絶やしにできる


花束なんかで何が償える
どんな祈りだって笑顔は
もう取り戻せない


空もみえない天井はやがて黒く黒く瞼を焼いた


僕らは忘れてはいけない
二度と悪夢を繰り返さないよに



2007/08/03 (Fri)

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