それは 風のようで 空の下をただよう 音を掴まえては いろんな処へ流してる 時々、聞こえてくる それは だれかの音じゃなく 風が描いたリズム 背中から届く風 飛び込んでくる向風 冷たいときも 暖かいときも どちらも心地いいよ それを 遮るものはなく 時々、蝉や蝶を 連れて吹くのは 自分の色が知りたい そうでしょ なら 青が素敵と思うよ 空を見上げれば ほら、 風も僕と一緒だから
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