甘えるのが苦手な仔猫 私の眼は君を好いているのに どうにも撫でかたが分からないの ふらふら君は何処かへ 自由を愛する夕暮れ時 私のもとに帰ってくれる約束が欲しいの 温かく迎える姿勢で 晩御飯は高級キャットフードじゃなく 精一杯の愛にしたい 悔いのない唄に乗せられたら さっきまで降らしていた雨も止みそう 気分晴らしたら虹も架かりそうだよ やがて年老いたら二人仲良く日向ぼっこでもしたい
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