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青空の部屋


[99] パーテヰ・ルーム
詩人:青空 [投票][編集]



 あの日から止まった時計の針が

 あの場所で、今も待っている


 ひとつ、囁いた言葉が
  短か過ぎた日々に融けだす

 ひとり、君は窓の先
  淋しそうな横顔がまだ此処にあるょ


 君はいつも呼び掛けてたのに

 なんで振り向いてあげられなかった


 痛いくらい 涙は

 十分なくらい流したょね、お互い…


 何時だって君の弱い部分は
 俺の前でだけ見せていたのに


 なんでもっと想いやれなかったんだろ

 その手握ってあげられなかったんだろ



 ひとつ、聞き取れた言葉の ゴメンね…が左脳を揺らすょ


 ひとり、窓に反射した
  君の瞳からは泪零れてた


 今、時間軸を見つけられたら
 また逢える気がして


 君と止まったままのあの場所で


 今も…

2008/01/09 (Wed)

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