詩人:雪野 | [投票][編集] |
人間にも
翼があるとしたら
あたしの羽は
ボロボロだ
羽の汚れは 落ちなくて
一生懸命 拭こうとしても
あたし 下手みたいで
余計に ボロボロになる
汚くなる
気が付いたら
羽は
もう 黒くなってて
ボロボロで
明らかに 飛べない状態
もし あたしたちに
本当に羽が
あったとしたら
お空で生きていけなくなっても
地面を歩ける
でも
本当は羽なんか無いから
地面で生きるしかないんだ
歩きたくなくても
生きるしかないんだ
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頑張り屋さんの君は
いつも 頑張り過ぎちゃうから
時々 止めてあげないと
壊れちゃうの
人に 口出しされたり
心配されたりするのが
大嫌いな 君は
いつも すごく無茶するから
あたしは すごく心配だよ
だけど やっぱり
君の瞳は
すっごい キラキラしてて
あたしは
その瞳が 大好きで
本気で憧れるんだよ
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信じるコト。
人を愛するコト。
だけど、愛があるから、 信じられるわけじゃない。
愛があるからこそ、 信じられなくなっちゃう。
好きだから、
不安になるんだよ。
信じたい。
信じられない。
信じたい。
あなたを、
信じる勇気が、ほしい。
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どうして
彼は
こんな苦労を
しなければならないの
こんな悲しみを知るの
誰よりも頑張ってるのに
誰よりも優しいのに
誰よりも
弱いのに
お願い
これ以上 この人を
苦しめないで
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いつだって
本当に伝えたい事が
伝わらない。
何を言えば
あなたが喜ぶかなぁとか
こう言えば
あなたが傷付くかもとか
どのセリフが
一番カッコィィかとか
そんな事ばっかり
考えていたら
何を言えばいいのか
分からなくなって
結局
何も伝わらなかった。
自分の本当の気持ち
ひとつも言えなかった。
「嫌わないで」
「好きになって」
あなたの気持ち
よく考えてるつもりで
全然 考えてなくて
我儘ばっかり言ってた。
ごめんね。
だから私は
あなたに送るよ。
素直な気持ちを嘆いた
この詩を
あなたに。
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新しい恋を
するって決めた。
新しい恋人もできた。
だけど
私はまだ
あなたが好き。
忘れることなんか
できない。
あなた以上に
好きになれる人が
この先、あらわれるの?
あの頃
幸せだった。
「ここに、あなたがいる」
それだけで幸せになれた。
あなたがいる場所に
私もいた。
なんて幸せだったんだろう。
ずっと続くと思っていた。運命の人と信じてた。
もし今あの頃に戻れるなら、
あなたをもっと大切にする。
もっとたくさん優しくする。
戻りたい。
あの頃に戻りたい。
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私たちは
今 生きていて
この先に
何があるか なんて
知るはずもなく
だから
不安で
こわくて
真っ暗だ
そのうえ
強くなきゃいけない
だから あたしは
こんな こわい世界が
嫌だったんだ
でも 君が待っていてくれたから
君と歩いていけるなら
暗くても こわくないよ
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曇った空
少し汚れた緑色の屋根
笑い声がきこえる窓
とおくに見える山
風の香り
きたない下駄箱
騒ぎ声のあふれる廊下を
歩き
私は
長い階段を駆け昇る
そして
やさしい扉を開ける
そこには
たくさんの
大好きな笑顔が待ってる
壁にかこまれた
この小さな部屋は
私の
大きな大きな宝箱です