詩人:結奈 | [投票][編集] |
何年も落ち続ける砂時計
ガラスの中でもがいても
意味がないから
もがくのに疲れたから
休みましょうか?
一緒に眠ってくれますか?
さらさらと音を聴きながら…
涙しても砂を集めても何もないのに
詩人:結奈 | [投票][編集] |
知らない間に蓄積されていたモノ
知っていたかもしれないけど見なかったモノ
今日も今も明日も
蓄積されているモノ
気付かないはずなのに
体や心は悲鳴をあげてる
気付かないはずなのに
知らない間に悲鳴をあげてる
でも外には出してあげれない
あと一歩で外に出れるのに
寸前で断ち止まる
外に出れたら楽なのに
痛みと涙ばっかり
早く外に出れる様にするから
助けてあげるからね
すぐに助けてあげるからね
詩人:結奈 | [投票][編集] |
いつどんな時でも見える
沢山の景色や色
何億もの色の重なり
何億もの景色の重なり
この目に映るモノ
全て 真実。
でも…目を閉じると映る別の景色や色もある
実際はないモノかも知れない
実際はあるモノかも知れない
何年も前から
目を閉じると映るモノを探してる
この世に存在したのに
目を閉じなきゃ
映らない…
触れたくても感触がない
目を閉じると映るのに…
この目に映るモノは全て真実なのに
偽りまで映し出す。
みたくないモノだって沢山
でも…真実
だから目を閉じて
またキミに会いに行くんだ。
証を探して…。
詩人:結奈 | [投票][編集] |
秋も早足で駆け抜け
冬の訪れの合図も
もう目に映りだした
こんな季節に
キミの面影が
ポツポツ見え始めた
忘れる努力は人の何十倍してきたのに
身体に染み付いてた行動…
涙さえ忘れたいのに
…キミがいないから。
逢いたくて…
幾度も苦しみや
悲しみに刺された
辛くて…辛すぎて
祈ったりもしたけど
逢いたくて…
遠くて見えないのに…
探している。
…キミがいないから。
今日も星は輝きを増して
冬に変わり始めてる。
今日もキミを探している
先が見えない道を歩いて…
詩人:結奈 | [投票][編集] |
強く吹き荒れる風が
塵を残さないで
すべてをさらって行きます様に…
心に降って止まない雨が
最後にあがって
うっすらと綺麗な虹が現れる様に…
いつか思い出になる時がくるまで
泣かない日が多くなる様に…
いつか…
いつか…
全て叶ったら笑おう
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そろそろ疲れたから
眠りにつきますね
長い数ヶ月は涙と
沢山の言葉ばかり
生まれて
行く宛もなく
消えてしまう運命
毎年この季節になる頃
時間も止まり
足を捕られてる
いつかは
毎日が同じ早さになり向き合えるかもしれないけど
まだ…作り笑いさえ
上手く出来てるのか
自信もない。
でもそろそろ眠りにつくから
明日からは
朝も怖くなくなるだろう
次の年のあの日まで
詩人:結奈 | [投票][編集] |
ふいに溢れた涙が
雪の結晶に
なる季節には
この心の中に
どれだけの
雪が積もって
冷やし続けるんだろう
本当は…積もる程に
暖かさを感じて
…そんな錯覚を見てしまうよ
詩人:結奈 | [投票][編集] |
もうすぐ24時…
いつもなら 隣にいるのに
今回は 隣には誰もいないの。
キミが生まれた日の
一番最初に
『オメデトウ』
言いたかった
メールでも
『オメデトウ』
伝えたかった
隣にいなくても
祝っています。
『Happy Birthday To You』
『誕生日オメデトウ』
キミの笑顔を想って…。
詩人:結奈 | [投票][編集] |
どれだけ大きな声を
出して 叫んでれば
あなたの耳に届くかな?
遠く離れていても
近くに寄り添っても
声を出していれば
あたしのすべてが
伝わるんだ…
…そう思ってたケド
声に出せば すべて
伝わるのは 嘘だね
上手く言えない思いだってある
だからもどかしくって。
声が出ないから
目を見つめても
伝わらないんだ…。
難しいね…
あなたの耳に届くのは。
だから…
そっと
触れてみるよ
声を出しても伝わらないけれど
手は温かいから
熱だけね…。
あたしの涙の冷たさに負けないのは。
詩人:結奈 | [投票][編集] |
さっきまで
あんなに幸せで温かくて
そんな気持ちでいっぱいだったのに
一歩外に出て
冷たい風を吸い上げて元の場所に帰ると
こんなにも
惨め…
こんなにも
屈辱…
生きている世界で
天にいても
地に突き落とされる
この場所のドアを
開ける度に
暴に耐え
悲に耐え
蝕まれる
…普通が何なのか見えないよ
歯を食いしばって
涙を堪えているだけ
我慢していたら
早く幸せな時間がくるよね?
早足で時間が過ぎていく事を祈るわ。