ホーム > 詩人の部屋 > 結奈の部屋 > 孤独なヒカリ

結奈の部屋


[33] 孤独なヒカリ
詩人:結奈 [投票][編集]

君の口癖いつの間うつっていた…

悲しみが消えない 胸の奥で 繰り返し呟いている

涙の意味がない事
気付かないフリして
逃げていては
しがみついていた。

どれほどの月日が過ぎ鋭い針の中で過ごして痛めつけては
流れる血に 苛立ち募らせた

追いかける事も出来なくて
折れてしまった翼も
そのまんま…
幾年を過ごしても
治るなんてなかったよ

…今もひとりぼっち


新しく作るなんて
もう出来なくなった


…あれから ひとりぼっち


ヒカリの中に還った
君の口癖 呟いている


涙が溢れて…
また 視界が 霞始める

2005/08/24 (Wed)

前頁] [結奈の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -