詩人:浅羽 | [投票][編集] |
擬似的妄想浮き雲を
ベルトで縛り今日も行く
巧言令色罵詈雑言
いらないモノは棄てて行こう
挑発的な顔つきで
無人の大都市駆け回る
希望の光はまだ見えず
それでも空へと手を伸ばす
廃退的な超振動
明日への扉に押し当てて
切り開いてく確かな道は
抽象的な二進数
あるはずもない夢の国
進んで行くさこの足で
それが幻だったとしても
僕はそれすら気付かないから
不規則病的白雪を
籠に閉じ込め夢を見る
赤熱情熱灼熱が
その身を焦がして夜に舞う
感情的な受動態
見えない未来を探してる
確かなモノは何処にも無い
だけどもそれを望んでる
廃退的な超振動
明日への扉に押し当てて
切り開いてく確かな道は
抽象的な二進数
あるはずもない夢の国
進んで行くさこの足で
それが幻だったとしても
僕はそれすら気付かないから
変動滞納悪徳衝動
消えた夏の日アリバイ工作
官能超越荒唐無稽
拾った欠片は排水口へ
廃退的な超振動
明日への扉に押し当てて
切り開いてく確かな道は
抽象的な二進数
あるはずもない夢の国
進んで行くさこの足で
それが幻だったとしても
僕はそれすら気付かないから
僕はそれすら気付かないから
僕はそれすら気付かないから
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
地下鉄
煉獄
潜り抜けて
改札
灼熱
踊りましょう
世界は
終わって
明日も来ない
残るは
唯一つ
君の心
赤色染めて
散り行く輝き
祈った言葉は
誰にも届かず
声を枯らして
叫んだあの夜
星空泳げば
会いに行ける?
調理場
暴れる
燃える魚
線路で
歌って
狂いましょう
赤色染めて
散り行く輝き
祈った言葉は
誰にも届かず
声を枯らして
叫んだあの夜
星空泳げば
会いに行ける?
逢い行ける?
愛に逝ける?
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
君が触れてくれた
この手は冷たかった
いつか歌ってくれた
メロディは消えたままで
遠く揺れていた声
どうして届かないの
僕は変われないまま
明日を待ってるから
今どこへ歩いて行くの
道は見えないままで
君が教えてくれた
歌も忘れたままで
君が笑ってくれた
記憶はもう無いけど
その手は放さないで
メロディを無くさないよ
今どこへ歩いて行くの
道は見えないままで
君が教えてくれた
歌も忘れたままで
今どこへ歩いて行くの
先は見えないままで
アナタが言ってくれた
言葉はココにあるよ
今二人は何処へ行くの
道は違えたままで
いつかの思い出だけ
その手に握り締めて
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
赤熱する街
鳥籠の夜
閉じ込められた夢と子供達
疾走する闇
赤い帽子
色を無くした月と堕ちた翼
中性子の光が揺れる
深海への便りが届く
猛毒の弾丸が吼えて
蛇は君を狙っている
紺碧の夜が沈む
赤銅の瞳が見える
覚醒した獣が泣いて
蛇は君を狙っている
空を飛ぶ兎
鳴き喚く猫
永遠を見た悪意のその色は
中性子の光が揺れる
深海への便りが届く
猛毒の弾丸が吼えて
蛇は君を狙っている
紺碧の夜が沈む
赤銅の瞳が見える
覚醒した獣が泣いて
蛇は君を狙っている
君はその瞳を閉じて
絶対的矛盾を待ってる
音の無い世界の中で
離反した慟哭が聴こえる
朝焼けすら見えないのは
霧がかった信頼のせいさ
手に取った物はみんな
鬼の子にあげてしまったよ
中性子の光が揺れる
深海への便りが届く
猛毒の弾丸が吼えて
蛇は君を狙っている
紺碧の夜が沈む
赤銅の瞳が見える
覚醒した獣が泣いて
蛇は君を狙っている
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
空を眺める事も無くて
何かに追われる様に君は
独りぼっちで眠ってたんだ
無くしてしまった欠片
傷痕はまだ消えなくて
目が覚めても塞がってはないけど
君は一人で
僕も一人で
温もりを欲しがっているのさ
誰かが言った
君は独りだ
優しさが眩し過ぎるのだと
誰も君を助けはしないよ
冷たい路地裏投げ捨てられて
真夜中震える声で叫んで
それでも君は生きているんだ
何かを欲しがる事も無くて
月を眺める様に君は
一人きりで歩いてたんだ
隠してしまった心
ひび割れた声を繋いで
座り込んで明日を待っているんだ
君は一人で
僕も一人で
確信を欲しがっているのさ
誰かが言った
君は独りだ
愛情が眩しすぎるのだと
誰も君を助けはしないよ
冷たい路地裏投げ捨てられて
真夜中震える声で叫んで
それでも君は生きているんだ
か細い呼吸は止まりはしないよ
凍える宵闇包まれながら
停まらぬ鼓動に揺られて酔って
それでも僕は生きているんだ
それでも君は生きているから
泣いて傷付いて時折笑って
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復活祭
何を踊る
不死鳥の炎と
聖なる灰
風に舞い
何処かへ飛んでったんだ
燃え尽きたパンプキンボーイ
今はもう動かない
誰が為に星は回り
何の為に君は踊る
真実なんて
何処にもなくて
足跡はただ
消えていくんだ
クリスマスデイ
皆は歌う
舞い落ちた白い粒
街角に
朽ちた椅子
誰も気付かない
誰が為に星は回り
何の為に君は踊る
伸ばした腕は
ちっぽけ過ぎて
何も掴めず
諦めるんだ
消えてった思い出
失った約束
何も守れずに
浮かんでは沈むよ
閉じられた籠の中
ぼんやりと見つめる
空の色なんて
気紛れに変わるんだ
誰が為に星は回り
何の為に君は踊る
真実なんて
何処にもなくて
足跡はただ
消えていくんだ
誰が為に星は回り
何の為に君は踊る
伸ばした腕は
ちっぽけ過ぎて
何も掴めず
諦めるんだ
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吐き出した希望を
オーバードーズして
こんにちは
透明な妄想を
経口摂取して
さようなら
盲信的 懐疑的
不安衝動 広がって
落ちていく 宵闇に
固定概念 転がって
溶け出して
見て触れて
壊れたまま
泣いて消えて
砕かれてく
綺麗過ぎる
世界なんて
見たくもない
必要も無い
朝焼けをグラスに
注ぎこんで
こんにちは
月欠けの戦場で
狂って踊って
さようなら
傍聴席 猜疑心
言論統制 始まって
腐っていく 浸透圧
誇大妄想 伝わって
溶け出して
見て触れて
壊れたまま
泣いて消えて
砕かれてく
綺麗過ぎる
世界なんて
見たくもない
必要も無い
心臓が 表皮薄利
金剛石 傾いて
色褪せる バインダー
幸福論 手放した
溶け出して
見て触れて
壊れたまま
泣いて消えて
砕かれてく
綺麗過ぎる
世界なんて
見たくもない
必要も無い
誰も知らない
君も知らない
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傷付けあう針鼠の様に
今日も僕らはすれ違って
広がる溝の深さを知らず
求めるままに交わり合うの
空虚な日々を満たすその声は
いつの間にか僕等を縛り
交わす言葉は重荷となって
苦しみながら心を吐くの
愛してると囁いてるだけじゃ
君と僕は上手く行かない
だけど僕らはそれ以外の
愛を伝える術を知らない
いつか君が僕から去って
君を失う痛みに泣くの
だけど僕が君から去って
君は失う痛みに泣くの?
普遍
未来
変わる世界
移ろぐ季節と
孤独
拒絶
過ぎる時間
蝕む不満が
二人の
心を
揺らして
壊すの
愛と言う言葉に縛られ僕は
大切な事伝えられない
だけど僕はそれ以外で
心繋げる術を知らない
いつか来るかも知れない別れ
立ち止まって一人思うよ
だけど僕は現状維持で
君を好きだと言うしかないの
傷付けあう針鼠の様に
今日も僕らはすれ違って
広がる溝の深さを知らず
求めるままに交わり合うの
空虚な日々を満たすその声は
いつの間にか僕等を縛り
交わす言葉は重荷となって
苦しみながら心を吐くの
愛してると囁いてるだけじゃ
君と僕は上手く行かない
だけど僕らはそれ以外の
愛を伝える術を知らない
いつか君が僕から去って
君を失う痛みに泣くの
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
硝子の瞳で
見渡す世界
色を無くした
明け方の空
夢中になって
探し求めた
過ぎ去りし日の
痛みの欠片
その手で掴んで
その目で見つめて
歪んだ傷痕
まだ消えて無いから
鉛の亡霊
突き刺す心
乾いた刃
弾ける命
空薬莢が
奏でる歌で
踊り明かそう
揺れる明日を
壊れた心は
塞がらないまま
嘘を流して
寝付くのを待つ
助けて欲しいと
言い出せなくて
仮面を被って
笑い続ける
その手で掴んで
その目で見つめて
歪んだ傷痕
まだ消えて無いから
鉛の亡霊
突き刺す心
乾いた刃
弾ける命
空薬莢が
奏でる歌で
踊り明かそう
揺れる明日を
新たな一歩
踏み出したなら
迷わずに行け
振り返らずに
痛みを持って
心が泣いて
それでも君が
選んだ世界さ
鉛の亡霊
突き刺す心
乾いた刃
弾ける命
空薬莢が
奏でる歌で
踊り明かそう
揺れる明日を
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遠目に見る後ろ姿
君の髪がそっと靡く
想いはまだ言えないけど
夏までには
I want to send thought to you
教室の窓から
飛び込む光が
机に反射し
僕の胸を刺す
前から二列目
右から三列目
隠れて見えない
その後ろ姿に
夢の中で
僕は飛び出して
君の胸に
触れてみたいよ
遠目に見る後ろ姿
君の髪がそっと靡く
想いはまだ言えないけど
夏までには伝えたくて
瞼を閉じ映る姿
君が僕にそっと微笑む
その笑顔をいつか僕は
手に入れよう
I want to send thought to you
Get bravery
I decide it
A coward husk
I break the back
遠目に見る後ろ姿
君の髪がそっと靡く
想いはまだ言えないけど
夏までには伝えたくて
瞼を閉じ映る姿
君が僕にそっと微笑む
その笑顔をいつか僕は
手に入れよう
I want to send thought to you