詩人:浅羽 | [投票][編集] |
君は殻に閉じ籠ってばかり
中には何も残ってないのに
君は愛が欲しいと叫んで
腐った花で蛇を探すの
何も考えれないくらい
砕け散ってばらまいて
無表情な顔をして
白濁を呑み込んだ
ねぇどうして気付かないの
賞味期限切れてるんだ
愛される資格なんて
君にはもう残らないから
君は一人嘆いてばかり
憐れと哀しむだけが口癖
君は世界を恨むと言って
爛れた声で助けを呼ぶの
誰も気づかない位
汚れきって捨てられて
街中の暗がりで
独りぼっちむせび泣く
ねぇどうして気付かないの
賞味期限切れてるんだ
愛される資格なんて
君にはもう残ってない
だからもう近付くなよ
妄想ばかり垂れ流して
信念だとか信じれない
そんな君はもう要らないから
薄っぺらい鬱を歌って
今日も君は無くしていく
戯れた思い出だけが
君と僕を繋いでいた
ねぇどうして気付かないの
賞味期限切れてるんだ
愛される資格なんて
君にはもう残ってない
だからもう近付くなよ
妄想ばかり垂れ流して
信念だとか信じれない
そんな君は見たくない
色褪せた約束は
理由すら失って
欠落が伸ばした手を
取り合って笑ったの
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
四つ葉のクローバーを探して
駆けずり回ったあの頃
気付けば夕暮れ時で
僕は独りきりだったんだ
壊れしまったこの世界
どこかに落とした夢とか
無くしてしまった痛みが
目覚めを悪くしてるのさ
この手伸ばして
掴もうとして
零れて行く
砂の在処は
此処で消えて
そしてひび割れて
失って諦めて
それでも欲しかった
誰かに愛される
ただそれだけで
救われる気がした
だから怖かったんだ
前向きになんて生きれない
装飾だらけの街並み
周りは眩し過ぎて
隠れる様に眠ったんだ
開けた視界に映った
投げ売りされてる悲しみ
過ぎ行く人々は誰もが
満足そうに買って行った
その手伸ばして
はめ込んでいって
流れて行く
涙の価値は
此処で消えて
そしてひび割れて
失って諦めて
それでも欲しかった
誰かに愛される
ただそれだけで
救われる気がした
だから怖かったんだ
浅眠状態老婆が
嗄れた声で叫んだ
裏切っていった明日は
笑顔のままで溶けてく
幼い頃に描いてた
偶像理論の産物
飴玉みたいに転がる
幸せ探して嗤うのさ
此処で消えて
そしてひび割れて
失って諦めて
それでも欲しかった
誰かに愛される
ただそれだけで
救われる気がした
だから怖かったんだ
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
ただ眠って
ただ目覚めて
ただ息をして
ただ笑って
まだ生きてたい
まだ歩きたい
まだ届かない
まだまだ
まだまだ
まだ
そして君の
名前も忘れて
いつか夢見た
世界の終わりで
青い花を
空に落とした
あの光は
君を照らして
瞬く間に
君を汚した
その光が
僕は欲しくて
ただ笑った
ただただ
ただただ
ただ
そして君の
名前も忘れて
いつか夢見た
世界の終わりで
青い花を
空に落とした
たとえ今日が
終わらなくても
きっと夜が
教えてくれる
明日と言う名の
夢の終わりを
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
薄汚れたシーツ
一人くるまって
ただ明日が来るのを
ぼんやり待ってた
誰かが望んだ今日は
虚しく過ぎてく
君が欲しがってた明日も
無意味に生きよう
無くしてしまった
幼い恋心
辻褄合わせ
今じゃもう届かない
揺れる世界で君は笑ってた
壊れた音色が僕らを包んで
いつかの景色が溢れて零れた
昨日も今日も僕は独りきり
壊してしまった
儚い優しさが
二人を縛って
解けず残ったまま
揺れる世界で君は笑ってた
壊れた音色が僕らを包んで
いつかの景色が溢れて零れた
今日も明日も僕は独りきり
太陽の雫
凍える夜
灼かれた翼
剥がせなくて
落ちていくのは
僕の心かな
君は何処かで
笑ってるかな
揺れる世界で君は笑ってた
壊れた音色が僕らを包んで
いつかの景色が溢れて零れた
昨日も今日も僕は独りきり
今日も明日も僕は独りきり
これから先には
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少女は
狂った目のまま
零れ落ちた
砂を噛んだ
欠落
食いしん坊
声を出して
嗤う
このまま
線を引いて
飛び出せば
良いさ
少女は
狂った目のまま
零れ落ちた
砂を噛んだ
夜が
瞬いても
壊れそうな
願い事を
まだ
諦め切れずに
拭った感傷
動けない解けない
絡まる言葉で
少女は
潤んだ瞳で
手を伸ばした
欲しがってた
声が
聞こえなくなっても
届く様に
祈ったのさ
祈ったのさ
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教えてよ
新しい光が
いつまでも
輝き続ける術を
季節が過ぎて
生まれ変わった
風の匂いを
描いてたんだ
いつの間にやら
大人になって
淡い記憶を
脱ぎ捨てたんだ
初期衝動
消えたまま
撒き散らす
傷痕と声
このまま
目を閉じたなら
対峙せずに
済むのかな
教えてよ
新しい光が
いつまでも
輝き続ける術を
太陽に
溶かされた雫が
降り注ぎ
硝子杯を満たした
この僕に
残された痛みは
いつの日か
消えて無くなるのかな
許されない
明日の影
願ってる
水色の風
このまま
諦めたなら
苦しまずに
逝けるかな
教えてよ
新しい光が
いつまでも
輝き続ける術を
太陽に
溶かされた雫が
降り注ぎ
硝子杯を満たした
この僕に
残された痛みは
いつの日か
消えて無くなるのかな
教えてよ
幸せの定義と
生きるのに
必要な理由を
白鳩の
群れが飛び込む闇が
明日へと
続いている理由を
教えてよ
新しい光が
いつまでも
輝き続ける術を
太陽に
溶かされた雫が
降り注ぎ
硝子杯を満たした
この僕に
残された痛みは
いつの日か
消えて無くなるのかな
どこまでも
続いてる傷痕
欲しがった
光と言う名の心を
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
古ぼけた砂時計
乾き切った空の色
太陽は黒く染って
閉ざされた天使達
崩れ落ちた女神像
腐り切った心と
硝子片が紡いだ
賛美歌が響いていた
そして言葉は
理由を無くして
彷徨う虹色
モノクロに変わった
その走り出した衝動
欲しがってる心を掴んで
何も無い両手でも
痛みだけは捨てないで
僕らは叫んでいる
敗れ去った英雄
汚れ切った信念
諦めた夜が明け
途方に暮れる戦士達
だけど世界は
変わらず歪んで
吹き抜ける風が
魂を攫った
その走り出した衝動
欲しがってる心を掴んで
何も無い両手でも
痛みだけは捨てないで
僕らは叫んでいる
孤独と傷痕
隠して笑って
手首から流れる
温もりは何処へ
その走り出した衝動
欲しがってる心を掴んで
何も無い両手でも
痛みだけは捨てないで
今動き出した時間は
揺らいでいる涙を拭って
重なり合う鼓動と
体温だけ忘れずに
僕らは生きて行こう
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
小さな嘘で君が笑えば
ソレは幸せなんですか?
僕は自分に問い掛ける
不安は在るかい?
痛みは無いかい?
ソレを隠しているでしょう?
僕は君に言ったんだ
愛しているよ
隣に居るよ
ずっと僕を好きでいてよね
小さな嘘で君が笑えば
ソレは幸せなんですか?
不安が過る僕の心は
知らない内に麻痺してたんだ
隠した痛み鼻で笑えば
どうにかなると信じているけど
実際問題消えるどころか
傷は増える一方なんだよ
孤独は一人問い掛ける
辛くはないかい?
怖くはないかい?
そろそろ限界なんでしょう?
不安は消えない
痛みも増える
隠さないと君は笑えない
すごく辛いよ
とても怖いよ
限界だけどまだ頑張れる
ホントは隠したくないけれど
心配かけたくないんだよ
小さな嘘で君が笑えば
ソレは幸せなんですか?
不安が過る僕の心は
知らない内に麻痺してたんだ
隠した痛み鼻で笑えば
どうにかなると信じているけど
実際問題消えるどころか
傷は増える一方なんだよ
小さな嘘は積み重なって
君は嫌いになるのかな?
不安が募る僕の心は
治らない位麻痺してるんだ
隠した痛み鼻で笑えば
どうにかなると信じれないよ
けれどもホントは消えない傷と
隠した痛みは君が全部癒してくれる
そう信じているから
詩人:浅羽 | [投票][編集] |
苺味の強迫観念が溶け出して
排水溝に流れて消える
夕闇が群青色に染まりきって
金魚鉢に注ぎ込まれる
僕は目を閉じたまま
動かないし動けない
僕の声は消えたまま
届かないし届けない
世界は加速していって
希望と願いは溶け出した
君は真白を受けとめて
悪意と孤独を注ぎ込まれる
腐敗した固定概念が溶け出して
水洗トイレに流れて消える
道端の黄昏は涙を流しきって
硝子杯に注ぎ込まれる
僕は息を止めたまま
眠れないし眠らない
僕の目は閉じたまま
映さないし映せない
世界は加速していって
希望と願いは溶け出した
君は真白を受けとめて
悪意と孤独を注ぎ込まれる
拒絶は一人踊りだして
夢とうつつは溶け出した
僕は痛みを受けとめて
悪意と孤独を注ぎ込まれる
世界は加速していって
君への恋は溶け出して
世界は加速していって
僕の心は消し飛んだ
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完璧な関係性
無色透明な欠片
痛みと引き換えに手に入れた物
完璧な関係性
崩壊した花瓶
安寧を投げ捨てて掴み上げた物
歪んだ黄金比
灰が落ちて日が昇る
否定された星は泣く
不気味な蜥蜴が笑う
僕らはどうして手を放したのだろう
積み重ねた思い出は崩れ落ちたまま
拾い集めるには重た過ぎて
夜は過ぎて行く
くすんだ銀の鎖
雨が降って空が墜ちる
月の目は開ききって
野良犬が吠える
僕らはどうして手を放したのだろう
積み重ねた思い出は崩れ落ちたまま
拾い集めるには重た過ぎて
夜は過ぎて行く
何度も失って
繰り返してきて
痛みが突き刺さる
僕らはどうして手を放したのだろう
積み重ねた思い出は崩れ落ちたまま
拾い集めるには重た過ぎて
夜は過ぎて行く
明け方の空は綺麗だから
目を逸らして眠り続けよう
完璧な関係性
黄金の三角形
銀色の指輪
赤銅の痛み