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スヌスムムリクの部屋


[16] 優しい言葉たちの詩
詩人:スヌスムムリク [投票][得票][編集]

「大丈夫?」

「よく頑張ったね。」

「つらかったね。」

「苦しかったね。」

「もう、いいんだよ。」

「ちょっと休憩しよう?」


素敵な、優しい、優しい言葉たち。

決して、自分へ向けることのできない言葉たち。


もしも、あなたが、
そのすばらしい優しさを、
自分にそそいであげることができないのなら、

周りの人に、分けてあげよう。

心の中に、隠しておかずに、
すべての人に、配ってあげよう。



もったいないよ…?

せっかくの素敵な気持ち、
あなたの都合でねじ伏せないで。



大丈夫だよ。
無くなるものじゃありません。

あなたのその優しさは、内から出せば出すほど、

どんどん増えていくから。
ぐんぐん成長していくから。


やがてそれは、大きくなって、

あなたを包み、守ってくれる。


一度放った不器用な優しさは、

不器用に、だけどたくさんの幸せを連れて、

あなたのもとへ帰ってくるよ。


不器用な人たち、大丈夫。

自分に優しくできなくてもいいの、最初はね。

みんなに優しさを配って、それをみんなで分け合おう。

ひとり残らず、わりあたるようにね。



みんな、集まれ。

優しい大きな輪をつくろう。

2010/10/13 (Wed)

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